DVDをオーサリング

プロフィールビデオの保存

結婚披露宴で使用するプロフィールビデオを自作する人が増えています。

確かに、最近は誰でも簡単に動画を撮って編集したりすることができるようになっていますから、プロフィールビデオの製作なんてお手のモノという人も多いようです。

しかし、披露宴で上映するプロフィールビデオの場合、製作した動画は会場で間違いなく再生できるような形で保存しておかなければなりません。

自宅のパソコンや、ネット上で再生できても、それを披露宴会場で再生することができない場合が多いのです。

ほとんどの場合、披露宴会場で流すプロフィールムービーは、指定された形式でDVDなどに保存し、式当日までに会場に持ち込む必要があるのです。

 

オーサリングソフトでDVD作成

「そんなこと言ったって、完成した動画をただDVDに焼けばいいだけなんでしょ?」と思うかもしれません。しかし実は一般のDVDプレーヤーの多くは、単純な動画データというのは再生できないのです。

DVDにはDVD-Video規格といってあらかじめ定められたDVDの規格があります。

「MPEG2」という形式が一般的です。DVDプレーヤーで再生できるように動画をDVDに焼く場合は撮影した動画データをMPEG2形式に変換して焼き付ける必要があるのです。

しかも、DVD内はフォルダ名やファイル拡張子、DVD制御ファイルなどの構造もしっかりと決まっており、これらをすべて規格にあった形で焼き付けなければなりません。なんだか面倒ですよね。

しかし、このように厄介な動画データのDVD化は、オーサリングソフトと呼ばれるDVD製作ソフトウェアを使用すれば簡単です。

オーサリングソフトには、フリーのものもありますし、パソコンの初期ソフトとして組み込まれている場合も多いです。

このようなオーサリングソフトを使用すれば、ソフトが勝手にDVD規格に合わせた構造でプロフィールムービーを焼き付けてくれるのです。専門的な知識や技術はそれほど必要ではありません。